2011年3月30日水曜日

VS 2010 Express で Workflow 4

以前も WF 3.5 の際に、まずデザイナを用意することろから始めたので今回も同様に始めたんだけど、最初に手を付けた時期は結構昔だったりするので改めて。

VS Express 環境では Workflow のエディタを殆ど利用できない(仮に通常版 VS からテンプレートを移行したとしても、Express の制限上利用できるのは ActivityDesigner くらい)なので、ある程度触ろうとするとどうしてもデザイナーの力が必要になります。

WF4 になってデザイナーのリホスティングとかはすさまじく簡単になったのは、MS 松崎さんのBlog などにもある通り・・・なのですが。ここで提供されているもののうち、ツールボックスは VS で利用しているツールボックスとは別物のため、通常版 VS と同じことをやろうとすると結構壁に阻まれます。

WF4Express

2011/03/30 の時点でここまではできたので、これから少しずつ対応方法などを書いていきます。

2011年3月27日日曜日

第 56 回 CLR/H 勉強会 ~ Rails デイ ~

3/26 に行われた CLR/H 第 56 回勉強会についてのレポートです。
今回は自分がほとんど全く関わり合いのない Rails についての勉強会ということもあり、非常に期待しての参加でした。

CLR/H #56 2011/03/26

セッション 1・2 「たのしい Rails」

CLR/H #56 2011/03/26

CLR/H の運営メンバーでもある @sandinist さんによる Rails についてのセッション。前半はASP.NET MVC との比較や Rails についての基礎知識など、後半はとある教本をもとにしたライブコーディングという流れで行われました。

自分はこれまで全く Rails、Ruby についてふれたことがなかったので、その基となっている思想というか言語仕様ではない部分で色々と面白く感じる部分が多かったです。特に記憶に残るのは CoC (Convention over Configuration) といわれる「設定より規約を」という思想で、日頃 .NET に触れている自分としては、プロパティや属性、オプション指定などで動作を指定することになれているので、「デフォルトの設定」を主に扱うという考え方はかなり新鮮でした。

CLR/H #56 2011/03/26

今回は IDE など開発環境についてはほとんど触れられず、基本シェルを利用しての解説だったというのも最近行っていなかったため非常に新鮮。最近出た Razor 同様簡易な記述を行える Slim もなかなか面白いと思います。

P3260445s

ただ自分の基礎知識が不足していたのがあり、当日色々なコードを目にしてもなかなかピンとこなかったりしたのが残念。次があれば、もっと勉強してから参加するとさらに面白さが増すだろうな、と感じました。

おやつタイム

恒例のおやつタイム。今回は・・・

CLR/H #56 2011/03/26

CLR/H #56 2011/03/26

@yumehara さんによる差し入れケーキもあってかなりゴージャスでしたw

ライトニングトーク

今回は 3 名によるライトニングトークが行われました。

1:Ruby 向け multiset ライブラリのご紹介 ( @h_hiro_ さん ) [スライド]

CLR/H #56 2011/03/26

今回は Rails デイというのもあり自作の多重集合ライブラリな mutilset ライブラリの紹介でした。ライブラリの利用により、今までよりもさらにスッキリとしたコードで記述出来る点はかなりわかりやすかったです。また実際の利用方法が非常にわかりやすい説明で・・・w 集計処理などで、一つのキーに対して複数の値をもてる、というのはなかなかイメージしにくいかと思いますが、そのあたりを非常にわかりやすい例を持ち出して説明されていたのがすごかったと思います。.NET ではこういうライブラリあるのかな、と気になりました。

2:Small Basic を実務で使ってみませんか ( @jsakamoto さん )

CLR/H #56 2011/03/26

CLR/H で LT といえばこの人 @jsakamoto さん。今回は以前の勉強会で扱われたSmallBasicを実際の業務で利用してみよう、という内容でした。元々 Small Basic 自体、たいしたことができないイメージを持たれているけど、web からのデータ取得やテキストファイルの読み書き、.NET のライブラリをコールできるなど、使ってみると色々な事ができるということでした。また IDE が非常にシンプルかつわかりやすいものであるので、IT Pro など非開発者にとっても触りやすいというのがメリットというのはかなり共感しました。CodePrex で拡張ライブラリを公開されているのでこれも興味が湧きます。

3:WindowsPhone 7 ユーザーが今出来ること ( @mentaro さん )

CLR/H #56 2011/03/26

CLR/H で LT といえばこの人(※ただし裏) @mentaro さん。今回は・・・ターゲットは 30 代リア充である Windows Phone 7。しかし昨今の事情が、アイデンティティーの崩壊ともいえる程の事態を発生させていた・・・!

もう言葉でどうまとめろというのか非常に難しいw 
「大丈夫じゃない、大問題だ」
→「これは Windows Phone 7 ユーザーのアイデンティティが失われる危機」
→→「挨拶できるよ!」「友達できるよ!」
→→→「解決!」

CLR/H #56 2011/03/26

実際に何があったのかは、ちょうどよくピンボケした写真があったので、ここからご想像くださいw

2011年3月23日水曜日

Windows XP での SIlverlight 4 で NetworkAddressChanged イベントが発生しない

しません(キリッ
簡単なロジックを作って調べてみたところ、ネットワークが無効な状態に変化しても NetworkAddressChanged イベントが発生しませんでした。
対策としては定期的に NetworkInterface.GetIsNetworkAvailable プロパティをチェックしてオンライン・オフラインを判定することになるんだろうけど・・・。

追記:
Microsoft Connect にフィードバックとして投稿しました。検索したところ同様の内容が発見できなかったのでやってみたのですが、これで過去に投稿済みとかだったら恥ずかしいですわぁw

https://connect.microsoft.com/VisualStudioJapan/feedback/details/652962/windows-xp-silverlight4-networkaddresschanged

2011年3月10日木曜日

Code Receipe に投稿してみました

MSDN でCode Receipe というのが今までコードサンプル集としてありがたかったんだけど、今回一般ユーザーからのコードサンプル投稿が可能になった、ということで一つ投稿してみました。

Workflow Foundation による別アプリケーション実行アクティビティのサンプル

個人的に大好きな Workflow Foundation で Activity をカスタマイズするサンプルです。ニッチすぎて、Code Receipe のトップページでは表示されないカテゴリである WF・・・

そのうち他のアクティビティカスタマイズサンプルや、.NET 4 でのカスタマイズサンプルなんかも投稿してみようかな。

2011年3月8日火曜日

BPOS を触ってみている (2)

Internet Explorer 6 以降とそれ以外のブラウザでは利用できる Outlook Web Access の機能に結構違いがあるので比較としてスクリーンショットをペタっと。

OWA_IE9

これが Internet Explorer 9 での画面。これがOWAでのフル機能バージョン。

OWA_CHROME

そしてこれが Chrome での画面。比べてもらうとわかるけど、結構機能削減というか見た目をおとなしくしているんだよね。予定表は 1 日分の表示しかできないとか。

ただとある方から、BPOS の後継である Office 365 では、FirefoxやSafariでも同じように RIA できる、との情報をいただいているので、IE以外を利用されている方はもう少し待てばよしとのことです。

2011年3月7日月曜日

BPOS を触ってみている・・・

下記のリンク先で3月いっぱいでキャンペーンを行っているのを見たので、今まで触っていた内容+αをまとめてみました。

マイクロソフトのクラウドサービス使ってブログに書こうキャンペーン - ブログに書くだけで、Amazon ギフト券がもらえる | 購入方法 (購入情報) | Microsoft Online Services

今の会社は Microsoft のパートナー(サブスクリプションパートナーだけど)なので、BPOSのライセンスがあるんだけど、自分以外触ろうとする人がいないので、一人でBPOSを触ってみた。さ、さみしくなんかないですYo!

・・・実はアカウント開設自体は去年の初夏の頃だったんだけど、その後色々忙しくなったこと、そして「管理パスワードを紛失」した事もあって、しばらく触っていなかったんだよね。

ただこれでは勿体ないということで、去年の年末あたりにサポートに問い合わせ、というかサポートサイトにオンラインでヘルプを書き込み。その後、電話がかかってきて親切丁寧に対応していただき、無事にパスワードを初期化してもらって今に至ります。この時の対応は本当に丁寧で助かりました。これはもっと褒められてもいいと思いますw

まずは一番利用しやすいメール周り。Outlook Web Access という形でブラウザ上からも利用できるのは便利。見た目も Outlook なので人によってはかなりいいんじゃないかな。ただ、Internet Explorer 6 以降でなければ Light モードという機能限定盤でしか動作「させない」というのは、今のご時世でどうしたもんだろうかと思った。一応自分も開発者なので、気持ちは分かるけど・・・。できれば Firefox、Chrome、Safari くらいはなんとか対応してほしいなぁ。

それとこれも日本固有の話題で仕方ないのは理解できるけど非常に残念なのは、俗に言うガラケーに未対応というところ。「レイアウトが崩れます~」という程度だったらまだいいんだけど、最初のログインサイトすらまともに表示されない。フルブラウザなら大丈夫なんだろうけど、パケット代の上限違うので試していなかったり・・・。最近はスマートフォンが増えているので恐らくは大丈夫だろうなぁ。どうしてもガラケーでと言う場合は、別途サードパーティの製品を利用する必要があるということで。

OWA-IE9

Internet Explorer 9 で接続した場合はこのような感じに。IE9でサクサク加減が増しているので、かなり使い心地は良いです。下手すると通常版(インストールしたもの)よりも・・・w

自分は基本的な使い方である、外出先からの「メールチェック」や「予定確認」を少しの間触っていたんだけど、ネット環境さえどうにかできるのであれば非常に便利。社内においても Outlook をアンインストールしてもいいんじゃないか、と思える。それぐらい便利。今後モバイルネットワークは一般的になると思われるので、通信環境はきっと時間が解決してくれそう。そうなった時に、このどこにいてもメールや予定を確認できるというのは凄く便利すぎると思えるねぇ。これって単純な事なんだけど効果がとても大きい。

職種にもよるけど、自分の机でなければできないと思っていた作業が、外出中でも可能になるのは正直素晴らしい。電車で移動中とか待ち合わせの時間待ちとか、ちょっとした空白の時間というのは結構発生するので、こういった時間を無駄にしなくて済むというのは自分にとってかなりいい感じ。

もちろんやる気がないときは絶対見ませんがw

とりあえず Exchange Online は軽く触ってみたので、また時間を作って SharePoint Online や Office Live Meeting や Communication Online も触ってみようかな・・・Communication 系は一人だとさびしすぎてダメかも知れませんが・・・。

Report Viewer 2005・2008・2010

あまりにも予算がないので仕事上は ReportViewer コントロールを利用した帳票しか作成しないんだけど、最近 Report Viewer 2008 を Local Report 表示のために Windows XP 環境で利用していた場合に

2 度目のプレビュー以降で先頭ページが表示されない

というなんとも不可思議な現象が発生していたんだよね。例えば 3 ページある帳票をプレビューすると、2 度目以降はツールバー上も 2 ページしかない扱いになるんだけど、プレビューに表示されている内容をみたところ、先頭ページが抜かされて 2 ページ目以降からプレビューされていた。

さらに物理用紙サイズでのプレビュー(印刷プレビュー)ではなく、論理プレビューにすると元通り 3 ページ表示される。そして、一度他の用紙サイズに変更し(ここでも 3 ページ表示される)、その後元の用紙に戻すと今度はちゃんと 3 ページ分のプレビューが行われる。

結構調べてみたんだけど今のところ対応策見つからず・・・なので Report Viewer 2010 に帳票コントロールを切り替える事で逃げようかな、と。