SQLDO 第 4 回勉強会として 11/8 にナイトセミナー形式にて行われました。今回は色々な事情があり、少数での勉強会となりましたが、通常のコミュニティ勉強会と異なるジャンルの話が聞けた大変有意義な勉強会になったと思います。
ちなみにこの日の午後は MS 北海道のパートナー向けセミナーが開かれており、私と代表の tenki(@tenki28)さんが参加していました。その為昼 13 時から夜の 21 時まで MS 北海道支店にいりびたっていたという状態でした。「お腹がすいた」という tenki さんは何を思ったか・・・
何がどうなればコミュニティ勉強会で「かりんとう勉強会」になってしまうのか・・・どうしてこうなった?w
1:SQL Server Product Manager のお仕事
[Blog:SQL Server Product Manager チームブログ]
今回は SQL Server の Product Manager である松澤 純(@MatsuJun_MJ)さんにセッションを行ってもらえました。SQLDO だけでなく CLR/H も含め、技術系コミュの勉強会にエバンジェリスト以外の方が登壇してくれるのは私は初めてでしたので、密かに楽しみにしていたセッションでした。Tech Ed 2010 の際に初めてお会いして「 SQLDO に是非来てください!」と無理なお願いをした甲斐があったものです・・・w
なかなか一般的には知られていない Product Manager というポジションの人間がどのような業務を行っているのか、という内容で思い切り内部な話題が大盛りという、レポートを書く側に取ってなかなか悩ましい内容というのもありますが、その分いつもとは異なる「濃さ」だったセッションだったと思います。でも細かい話は殆ど書けませんがw
正直に言えば、私が思い描いていた Product Manager というイメージとはかなり異なり、「幅広い」「細かい」仕事が物凄く多いのだな、というのがありました。製品がRTMになり、せいぜいドキュメント等の日本語訳を用意する位だと思っていたら・・・半端じゃないほどの作業量がそこには隠されていたのが驚きです。パッケージやマニュアル、販促資料など大量の成果物を作成するに当たり物凄く細かいところまで気を配られているのがよくわかりました。このセッションを聞いた後では、色々な時に頂くこともある各種資料も見方がかなり変わりますね。
2:プログラマーにも知ってほしい統計情報
もう一つのセッションは代表である tenki さんのセッションで、今回はレスポンスに影響を及ぼす統計情報についてのセッションでした。準備時間があまりなかったはずなのに、始まってみればしっかりとこんなタイトルスライドまで用意していたとは・・・
データベースが効率的にデータを抽出するために用意された仕組みである統計情報、SQL Server は基本設定として「統計情報の自動作成」が ON になっているので、殆どの方は意識したことがないのではないでしょうか。
テーブルの各カラムに対してどのようなデータが存在するか、という分布情報が統計情報の正体であり、作成されるタイミングは SELECT にて抽出を行ったタイミングや、一定量のデータ更新が発生した場合だということで、このあたりは実際のデモも交えて説明を行いました。
一応私もある程度は SQL Server と付き合ってきている( 4.21a からのお付き合いですw)ので、統計情報という言葉と表面的な挙動については知っているつもりでしたが、最初に作成されるタイミングについては初耳でした。また統計情報の更新におけるオーバーヘッドが気にするほどではないという点、統計情報の手動更新などなかなか意識していない部分の話が出てきていたと思います。
欲を言えば、この統計情報がどのようにデータ抽出などに影響を与えているか、というデモもあればなぁ、と思っていたり。
ちなみに tenki さんのセッションは「かりんとう勉強会」の本領発揮で、用意されたこれらかりんとうを参加者皆でつまみながら耳を傾ける、という・・・。
このような形で行われました。ちなみに個人的に「黒こしょうかりんとう」がかなりのインパクトでちょっとやられそうでしたが、松澤さんはじめ半数ほどの方は「酒に合う!」という意見でした。チーズかりんとう、雪んこチョコかりんとう、牛乳黒糖かりんとうは私好みの味でした。生しょうゆはちょっと面白い味で最初は「生姜?」と思う口当たり、楓はかなりオーソドックス系で暖かい番茶が欲しくなりますね。
この後、懇親会も行い更に色々とお話ができたのは非常に楽しかったです。松澤さんには是非とも真冬の北海道にまたいらしてほしいな、等と思いました。
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