Windows Azure でもWorkflowサービスはサポートされていますので、デプロイするだけで利用可能です。そこまでの流れとデバッグについてまとめておきます。
Express のみの環境で Windows Azure を利用するには Visual Web Developer が絶対必要です。デバッグを行うのであれば管理者権限で起動する必要もあります。
Workflow サービス自体は WCF の仕組みで動作していますので、プロジェクトの種類は WCF Service Web Role を選択します。
選択しOKボタンクリックで新規にソリューションが作成され、このように表示されます。
Workflow サービスの場合、必要なものは xamlx ファイルただ一つです。余分な IService1.vb と Service1.svc ファイルは削除し、xamlx ファイルを追加します。
これで作業は終了です。このままデバッグ実行するとローカル上でエミュレータが動作し、ブラウザにていつものサービス画面が表示されます。デバッグはこの状態で行うことになります。
後はパッケージを作成し Azure 上にデプロイしてもらえば、そのまま動作します。以前行った方法と同じく、WCFテストクライアントでサービスを確認してみます。なお私だけなのだと思いますが、Visual Web Developer 上から直接デプロイができなかったので、パッケージを作成し手動でポータルサイトからアップロードを行っています。このあたりは物凄く詳しくないので、きっとちゃんと手順を踏めば問題ないのでしょうがw
前の時と画面が同じじゃないかと思われますが、サービスのIPアドレスがちゃんと別物になっているのがわかると思います。
このように Workflow サービスを利用するのであれば、ローカル環境やイントラネット環境、はては Windows Azure 等のパブリッククラウド環境であっても作業は凄まじく簡単です。
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