Workflow Foundation を勉強するに当たり Microsoft からコードサンプルが提供されています。残念ながら英語のみで、サンプルの殆どは C# のみという VB 使いには厳しい現実ですが、その中で提供されている SendMail アクティビティのように、そのままでも結構使い出のあるアクティビティが存在しています。
コードサンプルの SednMail をそのままコンパイルし、作成された DLL をそのまま利用します。開発者であれば内部のロジック等気になる点はあると思いますが、ここでは一切気にしません。参照設定にて上記 DLL を参照すると SendMail アクティビティが利用できるようになります。それを用いて作成したワークフローが次の物になります。
最初に Assign アクティビティにて System.Net.Mail.MailAddressCollection を生成していますが、これは変数の設定にて初期値としてしまっても構いません。今回利用する SendMail アクティビティにて送付先のアドレス指定に利用するために生成しています。
MailAddressCollection を生成したら、送付先のアドレスを AddToCollection アクティビティを用いてコレクションに追加します。
あとは SendMail アクティビティに必要事項を設定します。
SMTP サーバーアドレスや、メールの件名などを設定します。必須項目はデザイナ上で表示されている 4 項目だけです。
ワークフローを実行すると上記のようにメールが送信されてきます。
このような形で結構簡易にメール送信を行う事ができます。ワークフロー上にて、どこかへ通知を行う事を考える場合には、選択肢として考慮する価値はありそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿