Twitter で書籍レビューを募集していたので速攻応募させてもらったこの本。3500 円と標準的な技術書価格ですが、内容は価格以上の物でした。
ASP.NET MVC 5実践プログラミング(Amazon)
ASP.NET MVC 5 を主体に解説していますが、MVC ~ MVC 4 の話も途中で含まれており、過去 Ver では使える使えないという点も開設されているので、純粋に ASP.NET MVC で開発を行おうと思った方全員にお勧めできる内容となっています。環境の設定から、開発、単体テストに Azure 上での利用まで、まさに広く全般をカバーしていますので、この本一冊を手元に置いておけば、大抵の事は対応できるのではないでしょうか。
この書籍でありがたいのは、本の構成を大きく 3 つに分けられているところと感じます。導入、基本、応用と分けてありますので、自分の必要な個所を探しやすいです(通常であれば目次などから探すのが先ですが、大きく3つに分けられているので探す範囲が最初から狭められる)。
技術本としては必須のコードによる解説ですが、この書籍では非常に多くのサンプルが記載されています。ダウンロードも可能として頂けているので、本を読みながら実際のソースを触りやすい環境を提供してくれています。これは非常にありがたいです(自分が書籍書いた時は、サンプルソース用意していたけど、それを記載するのが・・・)
ASP.NET Identity といった最近の要素に対してもページを用意していたり、コードを書いてカスタマイズする部分の例も分かりやすかったり、jQuery や Bootstrap についても多くなく少なくもない、必要丁度な量で解説されていたりと非常に読みやすい、でもものすごく役に立つ内容であったと思います。
自分の場合、過去に MVC 3 で開発していたのですが、しばらくその世界から離れており MVC 5 に至っては一度も触っていなかったので、なかなか手出ししにくい状況だったのですが、この本を片手に振れていなかった時間を取り戻しに行きたいと思います。MSCC にも参加する事ですしw
と、これだけべた褒めといっていい感じの感想ですが、個人的に一つだけ「あー」と思った点が。
VB については全く出てこない
いや、今の世の中じゃ仕方ないですし、Razor を VB 構文で書いたりしたらそれはもう・・・なのでわかってはいますw
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