2018年9月28日金曜日

Logic Apps Live Sep 26 2018

今週に開始された MIcrosoft の大型イベント Ignite で、久々に Logic Apps チームによる Logic Apps Live が行われていました。事前告知がなかったので、気づいたのは放送終了後・・・。

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今回の更新情報です。すでに発表されているので、多くの事は周知な話題かと思います。中国リージョンでの対応、VS Code での拡張機能提供、ISE のプライベートプレビュー開始、統合アカウントの制限向上、マネージサービス認証、トラッキング ID の spliton 対応、Azure Functions V2 対応、となっています。

また新規/更新コネクタとしては、MQ、SFTP-SSH、SAP があります。VSTS は Azure DevOps へとサービス名に合わせた名称変更です。

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Azure Scheduler が Sep 30 2019 に廃止されることがアナウンスされました。Logic Apps や Flow でも内部的には利用していたと思われますが、もし Scheduler を利用している場合は、移行が必要です。Logic Apps としては特に気にする必要はなく移行されるようです。

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デモとして、リリースされたばかりの VS Code 用拡張機能を紹介しています。自分でも利用してみたのですが、トリガの履歴も含めた管理業務的にも利用可能なのは面白いと思いました。ただ、LogicFlow を直接編集できることについては、正直なところ自分が思うターゲット層(非開発者)には適していないと思っているので微妙な気持ちです。

また統合アカウントに関するものも、VS Code 上で編集ができるのは素晴らしいと思いました。統合アカウントを利用している場合、XML 変換用の XSLT スタイルシートや Liquid テンプレートを利用します。これを直接参照したり編集できるのは便利です。

他のファイルについても、今後対応予定とのことです(カスタム DLL とかかな)

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追加の情報として、メールでもアナウンスが届いている人がいるかと思いますが、Logic Apps のコネクタが配置されている IP アドレスが変更になります。アクセス制限を行っている場合は、変更が必要です。

デザイナー上でのコネクタ一覧表示方法の変更、XSLT3 サポート、ForEach アクションにおける item() 関数が指し示す値のピック表示、IF 関数の遅延評価対応、追跡関係の設定対応、そしてここまでに追加されたがサービスコネクタの一覧となります。

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ForEach アクションのピック対応は、こういった形でデザイン中にカーソルを当てると、関数として記載している items() ではなく実際に利用される項目を表示するようになったものとなります。

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現在作業中となるものです。

ISE のパブリックプレビュー、スマートデザイナー、HTML でのテキスト入力対応、実行の取り消し、アリゾナへの政府向けリージョン、といったところが主だったところのようです。また開発中サービスコネクタとして、色々上がってます。Azure のサービスで言えば Iot Hub と Budget が開発中のようです。Microsoft Forms Pro とあるのですが、Office365 の Foms も、追加で何かしら対応するということでしょうか……? あと知っている人がいたら教えてほしいのは IBM3860 です。これは一体……?

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最後に Blog やロードマップの紹介を行って終わりです。

今回は本当にゲリラ的に行われたのもあって驚きました。

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