契約しているプロバイダによっては、昨今の事情もあり RDP で利用したいポートがブロックされている事もあります。有名なのはぷららで、他にも同様のネットワーク制限を行っているプロバイダが散見されています。
そのような場合、RDP で利用するポートを変更することで通信できるようになるかも知れません。
VM との RDP で利用するポートは VM のエンドポイントとして設定されています。
上の画面で「Remote Desktop」と書かれている行で、パブリックポートとプライベートポートの設定があります。プライベートポートは Azure 内部でロードバランサーから対象となる VM への通信先になり、パブリックポートが自分の PC からロードバランサーへと通信する際のポートとなります。
プロバイダによってブロックされている場合は、このパブリックポートを通信可能なポート番号にする必要があります(上の画面では 1001 に変更した)。
本来 1024 以前のポートは Welknown ポートとして「他で利用しているから勝手に使うな」という扱いなのですが、プロバイダでブロックされている状態でそんなことは知ったことではありません(
TCP で利用されているポート一覧など、検索すると資料がたくさん見つかりますので、その中からまだ使われてなさそうな番号を利用するとガードを抜けられる可能性は高いです。
もし既に RDP 接続用のファイルをポータルから落としている場合は、テキストエディタで rdp ファイルを開き、ポート番号を設定した値に書き換えることで接続できるようになります。
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