2016年11月22日火曜日

LogicApps で IP 制限を設定する

今まで LogicApps ではセキュリティ的要素を持っておらず、Azure ApiManagement を利用するか、API 内部で実施するかなど別の手段に頼らざるを得ませんでしたが、今回 IP アドレスによるアクセス制限が追加されました。

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設定に Access control configuration という項目が増えているので、これをクリックすると IP 制限をかける画面が表示されます。

ここで設定できるのは、LogicApps の呼び出しに対する IP 制限と、履歴情報の取得に対する IP 制限となる模様です。IPv4 または IPv6 による設定が可能になっているので、これで呼び出し元を制限させることが可能になります。

また、同時期に SAS アドレスを生成するためのアクセスキー設定機能が追加されました。

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こちらでプライマリキーかセカンダリキーかを指定すると、HTTP Request コネクタなどで生成されるアクセス可能な SAS アドレスにて利用されるようになります。注意点としては、Warning が書いてあるように、すでに存在している SAS アドレスも変更されるので、一度 LogicFlow にアクセスしなおして再保存する必要があるとのことです。

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