今月も LogicApps Live が行われ、色々と多くの話題が出てきていますのでまとめてみました。
いつもは3人ですが、今回は john がいないですね・・・。
まずはなんといっても Azure Event Grid が一番の大きなニュースです! 軽く触っただけでも、非常に魅力あるサービスであるのが感じられる Event Grid で、これを利用すれば各種イベントを統合して扱うことができ、イベントに対する処理も LogicApps で作成したり、Function Apps で作成したり、時には REST API 経由でデスクトップアプリケーションで作成したりといった、非常に対応できる幅が広い面白いサービスです。
そして今回の新情報としては次のようなものとなっています。
テーブル出力時にヘッダ情報を付与出来たり、LogicApps 作成時に LogAnalytics へ連携する設定が指定出来たり、OMS で LogicApps 関係を参照する新しいダッシュボードが提供されたり、Peek 機能で デザイナー上から JSON コードを参照できるようになったり、Reccurency コネクタで「週単位」や「日単位」がさらに細かく指定できるようになったりと、今回も多くのアップデートです。
そしてデモはやはり Event Grid から。上のスクリーンショットを見て気づいた人がいるかもしれませんが、これは Event Grid へイベントを投入するアクションです。そしてもう一点、コネクタのアイコンがこれまでの Event Grid とは別になっているのがポイントです。今のところ、Event Grid は二つのコネクタで提供する方向のようですね。
画面切り替えをする際に、見慣れないコネクタが見えたような気がしますが、きっとこれもそのうちアナウンスあるんだろうなぁ(
そしてバージョンアップされた Reccurenct コネクタのトリガです。このように起動する曜日が指定出来たり・・・
起動する時間帯を指定できるようにバージョンアップされています。Windows のタスクスケジューラに近いレベルで、動作タイミングを指定できるようになってきていますね。
そして新コネクタの発表。今回発表されたものは、大体 West Central Us リージョンで確認できるのですが、一つだけ Service Now コネクタだけは例外的に East US 2 リージョン限定となっています。個人的に衝撃があったのは、やはり Amazon Redshift ではないかな、と思います。Microsoft が Amazon(AWS)連携機能を公式に提供、というのが古くから MS を見ている人間にとっては非常にインパクトがありましたw
作業中の話題も盛りだくさんです。
CodeView の拡張は既に提供開始されており、インテリセンスも実は確認できたりします。50MB を超えるサイズのファイルを扱えるようにしたり、変数の対応を強化(配列への追加や、文字列への結合など)したり、長い事 LogicApps Live でも言われてきた ForEach コネクタのネスト対応についても、ほぼほぼ出来上がっている状態とのことです(実際、表示だけならデザイナーは対応済み)。上記スクリーンショットにある URL へアクセスすると・・・?
Azure サブスクリプションを持っている方は試してみてください。このようにプレビュー版のデザイナーが利用でき、そこではすでにデザイナー上で ForEach コネクタのネストが作成できます!
最後に Integrate2017 のお知らせをして、今回の LogicApps Live は終了でした。
やはり Event Grid 周りが大きいインパクトがあったと思います。利用するのも LogicApps からが一番簡単に利用できるのもあるので、ぜひぜひ触ってみてもらいたいところです。LogicApps の得意とする「インテグレーション」に適したコネクタの一つですので、これをどう利用していくか考えるのも楽しいですね。
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