2018年5月10日木曜日

Logic Apps Live – May 9 2018 -

今回はアメリカで開催されている Build 会場から、Live の名前通りな形で行われた Logic Apps Live。会場のネットワークの問題なのか、映像も音声もあまり良くない品質での配信で、YouTube での音声認識もところどころ行えておらず英語のわからない自分にとってはなかなかに困った回となっていましたw

最初の数分は音声が流れてこなかった、という状態からのスタート。

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映像もこのような形で、だいぶ帯域不足を感じさせています。イベント会場でのネットワーク問題、どこも一緒なんですねぇ。

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まずはリリース済み機能の紹介からです。

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KeyNote でも扱われていた Even-First は、後半にデモも行われますが本当に簡単に数クリックで、EventGrid を利用した LogicFlow が構築できる構成です。Complex Condition は最近リリースされている IF コネクタでの複数条件デザイナー、アメリカでの政府機関向け環境、HTTP Request トリガ利用時にスキーマの検証を行う機能、大きいデータを扱う際の Chunk 対応、ログで検索しやすくなる追跡プロパティ、HTTP Request トリガでデータ分割を行った際の並列処理対応、概要部分の表示変更、一部デザイナで配列を扱う際の入力形式変更、など、約1か月の間で提供開始されたものですが、こうしてみるとやはり機能の進化具合が非常に速いことが感じられます。

個人的にも IF デザイナの条件部分が、一番目にするところの改善というのもあり非常に便利になったと感じています。

新規提供開始コネクタにまつわる部分としては、Azure Data Factory、AtBot、Marketing Content Hub、Pitney Bowes GeoTax が新規に追加されたコネクタです。既存コネクタの改善として、EventGrid での対象とするイベント種別をデザイナー上で選択できるようにした点、AS2 コネクタでの大きいファイルサポート、EDI Decode はデータの取り扱い方が変わったような話?、が挙げられていました。

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Ecebt Grid は先月触っていた時にはなかった、対象イベントでのフィルタ指定がこのような形で指定可能になって「いました」。いつの間に・・・。

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作業中のものについてです。Improved connector browsing、細かい部分は聞き取れなかったのですがどうやらコネクタ選択回りを大きく改善する予定のようです。Snippets は前回でもあった部分的なテンプレートを挿入できたりする補完機能、XSLT3 も結構長い時間かけて対応が続けられているようです。Service Bus での SAS キー対応、そして中国での展開が主だった作業中事項のようでした。

コネクターについては SAP 周りと Workday Finance、SFTP コネクタでの大きいファイル対応がメインとのことでした。

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INTEGRATE 2018 のイベント告知と、

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Build での関連セッションの紹介、

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関連サイトの情報の案内です。今回から Trello 上で公開しているロードマップも追加されています。

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そしてデモとして今回追加が行われた Event-First です。Storage で追加された「イベント」をクリックすることで、

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ここで発生するイベントを何で処理するかが表示されているので、好きなものをクリック、

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すると Logic Apps 側へテンプレートが展開され、

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必要な設定がすべて記載済みな状態で、すぐに構築が行えています。

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今時点でポータルから利用できるのは「Blob へのアップロードを検知し一定時間経過後に削除」「新しい画像がアップされたら OCR で解析」「新しい動画がアップされたら Video Indexer で文字起こし」の 3 種類でした。それでも非常に簡単に、また対象としたいサービス側から作成が可能になっているのは、大変便利だと思います。なお、ここから作成できるのは Logic Apps だけでなく Functions や Webhook での通知、Queue や EventHub に Hybrid Connector(EventGrid 経由で別サービスへの通知)が行えます。

今回はこのテンプレートを利用して、Blob にアップしたファイルが一定時間経過後に削除する、というのを実際にデモとして行っていましたが、Logic Apps 側で何も指定せずにそれが行えている、というのは非常に面白いものだと感じました。

今回は Build 会場からというのもあり、今まで以上に Live 感が強いもので、放送もどこかのコーナー使ってとかではなく会場で立ちっぱなしで行っていたりしました。英語ができる人であれば、もっと色々なことが話されているのが聞き取れるかもしれないので、ぜひ聞いてみてください。

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