LogicApps 界隈はアップデートを木曜日に行うのが定例となっています。コネクタの追加は随時行われており、それとは別にリリースされているのですが、LogicApps 自体のアップデートは木曜日が多い模様です。今回のアップデートでも機能改善が行われています。
公式サイトでの発表では以下の点が改善されたとのことです。
Release Notes:
- Resubmit button added to the run view to resubmit a run
- Ability to regenerate callback URLs for request triggers
- Added chart and metrics for billable actions by logic app (below list of runs)
- Performance improvements for designer load time and run view load time
- New output picker experience (Add Dynamic Values) with search for outputs
- ForEach allows multiple actions
- Cognitive Services Text Analytics connector
- Will always show delete and rename but give info when actions cannot be performed
- @base64 can now encode JSON objects
Bug Fixes:
- Drag and drop bugs
- Unsubscribe from webhook should be optional
また、久々となる LogicApps Live も行われていて、そこでは上記の内容以外にも現在進行形の話など色々と新しい話題が飛び出していました。
まずは ForEach コネクタでの複数アクション指定が可能になりました。これ結構うれしいんですよね。今までだと別の LogicFlow 呼び出すしかループ内部で複数アクション実施する方法がなかったのですが、これで少しシンプルに書くことができるようになります。
コネクタで利用する値の指定ダイアログも変更になりました。利用するコネクタによっては、提供される値がべらぼうに多く、その場合は画面上に表示される値の数も非常に多くなり見にくかったところだったのですが、別ダイアログとすることで非常にすっきりと。
新しいコネクタ周りでは Cognitive Service 対応の一つとして Text Analytics が利用できるようになりました。旧コネクタはこれで廃止されていく方向かな?
そして「後で読む」でおなじみのサービス、Instapaper へのコネクタも追加。
また、開発中バージョンの紹介として Azure DocumentDB コネクタが紹介されていました。なのでこれは近日中にリリースされるのではないでしょうか。
現時点での LogicApps チームの作業内容はこちら。以前アナウンスされていた GMail と OneNote がいなくなったのが気になりますが、ホワイトリスト対応など気になるものが含まれています。
AppService から外れた位置づけに LogicApps が変わったこともあり、LogicApps 単体で色々できるようにする方向にシフトしているのかもしれません。
他にもメトリック対応されたので、LogicApps に関連したアラートルールが作成できるようになりました。基本プランが従量課金(Consumption)なので、課金に絡む成功・失敗なども監視対象になったのはありがたいところです。
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