2016年10月23日日曜日

LogicApps で請求対象となる実行を監視する

2016-10-20 のアップデートで対応されたメトリクス(監視項目)への追加対応で、請求に関連する項目でのアラートが作成できるようになりました。

アラートの設定は以下の通りです。

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LogicApps のブレードを開き、一番下に表示されている「Billable executions in the past month」をクリック。

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上記のようにメトリックが表示されるので、「アラートの追加」をクリック。

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ここで選択できるメトリックに追加されたのが以下の物です。

  • Billable Action Executions
  • Billable Trigger Executions
  • Total Billable Executions

それぞれ請求対象となるものについての監視ルールで、Action Executions では「請求対象となるアクション実行数」で、Trigger Executions では「請求対象となるトリガ実行数」を意味します。

LogicApps の仕組みとして、Request コネクタ以外ではまずトリガが起動しますので、Trigger Executions は定期的にカウントが上がっていくものになります。そこで実行条件を満たした場合に、後続のアクションが実施されますので、Actin Executions では実際に実行されたアクション数がカウントされていくものとなります。

それら二つを合算したものが、Total Billable Executions となりますので、基本はここを監視していることで請求額が一定ライン以下となっているか、などを監視できますし、予定している限度額に近づいた際には、アラートを発生させて管理者にメールを飛ばす、Webhook として何かしらの API を呼び出すといったことが可能です。

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