前回のエントリにあったように、Compose コネクタに「結合」と「Select」という新しいアクションが追加されました。今回は Select アクションの挙動について試してみました。
Select と言われると開発者の方であれば Linq の Select メソッドを思い浮かべる人がいると思いますが、今回提供された Select アクションもそれとほぼ同一のものとなります。
利用方法としては上記のような形になるかと思います。何かしらの「配列」をもとにして、新しい配列を作成するのが Select アクションとなります。その際に、配列の要素(上記では amount や detailid)を定義することが可能で、もともとの配列に合った要素や、新しい要素をここで再定義できます。
注意する必要があるのは、From に対して設定できるのは「配列」だけ、という点です。Array 関数で作成したものでも一応は設定できますが、Map で指定する出力要素の指定では、単純な Array 関数で作成した配列の要素を指定するのがわかりづらいです(恐らくは @item 関数で可能)。そこを踏まえると、JSON 値を相手に利用するというのが、Select アクションの主な使い方になるかと思います。
例えばこのように、配列を持つ JSON 値を対象として・・・
Select アクションに引き渡すと、元の配列では amount と id2 という要素だったものが、amount、detailid、mainid という要素の配列に再出力できているのがわかると思います。
このような形で、処理対象となる配列を変換することが Select アクションの機能となります。先日追加されている変数も含めると、新たに連番を振りなおすこととかも LogicFlow だけで可能になるかと思います。
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