ここ最近、LogicApps の更新情報が全然更新されなかったのですが、本日一気にリリースノートが更新されていたのでまとめてみます。
2017/07/19 追記:June 30 のリリースノートが漏れていたようなので追記しました。
June 30
Release Notes
- Added "landing tips" for creating a logic app
- Added ability to mark a foreach loop as "sequential" from the designer
- Webhook triggers for OneDrive for Business
- Retry policy settings added to action settings
Bug Fixes
- Trigger wouldn't have delete enabled even if outputs weren't being accessed
- IE11 had issues with multiple triggers
- Function name was over the API Management card
- Filter array from value would change to string on designer load
いつも通りに訳してみます。
リリースノート
- ロジックアプリケーションを作成するための「ランディングヒント」を追加
- foreachループをデザイナから「シーケンシャル」としてマークする機能の追加
- OneDrive for BusinessのWebhookトリガー
- アクション設定にポリシー設定を再試行する
このタイミングで、再試行ポリシーや ForEach コネクタのシーケンシャルモード(並列実行を行わない)指定がも、デザイナ上で行えるようになったようです。ランディングヒントについては、どのように出てくるのかまだ見つかっていません(Flow デザイナみたいな感じなのですかね??
ForEach コネクタのシーケンシャル指定も、このように簡単に指定できるようになりました。
OneDrive for Business でのトリガですが、メタデータのみがそうなのかな(覚えていない)。
バグ修正は以下の通りです。
- 出力がアクセスされていなくても、トリガーは削除を有効にしませんでした
- IE11に複数のトリガに関する問題がありました
- 関数名がAPI管理カードを超えていました
- デザイナの読み込み時に値からフィルタ配列が文字列に変更される
関数名が API Management で扱える文字数を超えていた、ってのはなかなか気づけないですね・・・。
June 23
Release Notes
- Expression authoring in the designer (dynamic content tab)
- XSLT now has option to disable BOM (Byte Order Mark)
- Pagination support in the designer (e.g. SQL get > 256 rows in an action)
- Support for 8 levels of nesting in the designer (used to be 6)
Bug Fixes
- Tracked properties for variables weren't being correctly preserved
- Copy/paste would replace the entire field when pasting in values
機械翻訳にかけてみると以下のような内容となります。
- デザイナーでの式の作成(動的コンテンツタブ)
- XSLTにBOM(Byte Order Mark)を無効にするオプションが追加されました。
- デザイナでのページネーションのサポート(たとえば、アクションでSQLが256以上の行を取得)
- デザイナーでの8レベルのネストのサポート(以前は6であった)
バグ修正は次の通りです。
- 変数のトラッキングされたプロパティが正しく保存されていませんでした
- コピー&ペーストは、値を貼り付けるときにフィールド全体を置き換えます
大きい話題は、「デザイナーでの式サポート(ダイアログで関数を選択できる)」のと、コピペの改善でしょうか。
この改善は非常にありがたく、今までドキュメントとにらめっこして関数書いていたのが、デザイナー上だけでほぼほぼ完結できてしまうってのがありがたいですね。
June 19
Release Notes
- Pan and zoom controls added to the designer
- Can configure action timeout within the action settings in designer
- Server-side paging for getting multiple pages of results (e.g. > 256 SQL records)
- Accessibility enhancements
- More special characters supported in the designer
Bug Fixes
- Fixed issue where trigger history display would show "Loading"
- Dynamic content would sometimes be cut-off the top of the screen
こちらも訳してみると次のようになります。
- デザイナーにパンコントロールとズームコントロールが追加されました
- デザイナーのアクション設定内でアクションのタイムアウトを設定できます
- 複数ページの結果を取得するためのサーバーサイドページング(256以上のSQLレコードなど)
- アクセシビリティの強化
- デザイナーでより多くの特殊文字がサポートされています
バグ修正は次の内容です。
- トリガー履歴表示に「読み込み中」と表示される問題を修正
- 動的コンテンツが画面の上部でカットされることがある
デザイナー上で拡大縮小がサポートされたのがこのタイミングですね。
これも非常にありがたい改善だと思います。
June 2
Release Notes
- Can switch an array to pass in an entire array instead of only single properties
- Can modify and enable splitOn within the designer for a trigger
- Decrement variable support
Bug Fixes
- Fixed issue where trigger history display would show "Loading"
- Portal wouldn't show the status for all Logic Apps when > 35
訳します(
- 単一のプロパティではなく、配列全体を渡すように配列を切り替えることができます
- デザイナー内でsplitOnを変更してトリガーを有効にすることができます
- 変数のサポートを減らす
バグ修正は次の通りです。
- トリガー履歴表示に「読み込み中」と表示される問題を修正
- ポータルは、35を超えるすべてのLogic Appsのステータスを表示しません
どうやら、35 件以上 LogicFlow があった場合に、ステータスが表示されない不具合があったようですが、正直全然気づきませんでしたw
変数のデクリメント対応が行われたのもこの時期ですね。
と、まあ突然リリースノートがでてきたのでまとめてみましたが、現在も LogicApps は順調に更新されていっています。ここには記載されていませんが、バッチ処理用コネクタや Azure Video Indexer のコネクタも追加されていたり、ますますできることが増えてきている LogicApps ですので、今後も楽しみに見ていきたいと思います。
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