先月は放送がなかったので、1か月ぶりの LogicApps Live でした。
いつもの3人(jeff、kevin、Jon)な LogicApps チームも、GA 1 周年が近い事もあり、今回はケーキが準備されてますw 最初の挨拶では Good Morning、Afternoon、Evening、コニチワ! という感じによいテンションですw
準備していたケーキですが、ローソクは瞬殺で取り外していましたw はえぇw
今回の放送までの新規リリースは以下のようになっています。さすがに1か月間が空くと、すごい量になりますね。
主だった内容は以下の通りです。
- VS 用拡張ツールでの LogicApps エクスポート
- ForEach ループ内部での WebHook 呼出し対応
- DataLake と ARM 用コネクタでのサービスプリンシパル対応
- デザイナー上での配列サポート
- バッチ処理
- 変数のデクリメント
- 実行履歴のスマート表示(圧縮表示)
- 実行履歴の時間フィルター
- デザイナー上でのコネクタ設定
- デザイナーの拡大縮小
- 256件を超える件数へのサーバーサイドページング対応
- 式の追跡対応
- デザイナー上でのスマートTips表示
- XSLT 変換での BOM 設定
- LogicFlow テンプレートのオープン化(Github上で公開)
ここのブログエントリや、Twitter 上でつぶやいていた内容もありますが、全然気が付けていなかったものもあったりします。ForEach コネクタでの WebHook 対応とかは、言われてみると確かに「ループ内部で callbackUrl を変化させる」事が出来ないと対応できないよなぁ、と納得しました。
追加された新規コネクタです。これもすごい数です!
ただ、ここに書いてあるのでちょっと気になるのが、Pitney Bowes というもの。結構頻繁に LogicApps を見ている自分ですが、今の時点では見かけたことの無い名前です。もしかするとこれからリリースされるものかも知れないですね。
現在進行中の話題がこれです。この中にあるものでも、既にリリース済みの物が含まれていたりします。
- 50MBを超えるファイルの対応
- SOAP対応
- 関数のインテリセンス対応
- 関数の追跡方法
- デザイナー上での ForEach ネスト(何度か聞いているw)
- ForEach 失敗時のナビゲーション
- 定義のSwagger生成
- OMSへのLogicApps用新規パッケージ
- 変数を追加可能に(Margeっぽく)
- LogicApps から PowerApps/Flow への配布
- Flow から LogicApps テンプレートのエクスポート
- コードビューの修正
- 時間ベースで動作するバッチコネクタ
今日時点で Flow でのエクスポートは既にリリースされていました。なので近日中に LogicApps からのデプロイも提供されるかもしれません。Flow はこれで LogicFlow を作成して他環境で利用するのも、格段にやりやすくなりました!
気になるのは、時間ベースでのバッチコネクタですね。既存のバッチコネクタは「呼び出された回数」によって起動する、複数の処理をまとめて執り行う物でした。これが時間ベースになって、どう使い勝手が変わるのか、単に時間で起動するだけならすでにトリガがありますので、なにか違う挙動になるものと思われます。
そして開発中のコネクタ情報も、非常に気になるものがあります。
- Azure Tables
- Azure SQL Data Warehouse
- ServiceNow
- Workday
- Feedly
- MySQL(RW)
- Amazon Redshift
SQL Data Warehouse と Redshift はデータウェアハウス系をやっている方なら、どちらか片方は触っている可能性が高いです。Feedly も一時期の RSS リーダー廃止祭りの際に一躍有名になったのもあり、現在でも利用している人は多いでしょう。ですが個人的に気になっているのは ServiceNow です。これはワークフローサービスの一つで、現場よりのワークフローを構築したりできる総合サービスです。これと連携が取れるというのは、非常に興味を引くところですね。
あとは各種イベントの紹介です。9月に実施される Integration Bootcamp に・・・
少し前にロンドンで行われた Integrate 2017 が次は 10 月に レドモンドで開催されます。いつかは日本でもこのイベントが開催されるようになればいいなぁ・・・
そして関連サイトやアドレスなどのお知らせをして、今回の LogicApps Live は終了しました。
やはり1か月間が空くと、頻繁にアップデートを行っている LogicApps の場合は特に、話すネタが多くなりますね。色々と隠し玉が控えてもいるようですし、ますます今後の LogicFlow 界隈がどうなるかが楽しみです。
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