9/17 に CLR/H 第 62 回勉強会が行われました。今回は WindowsPhone7 祭りとして、すべてが WP7 に関連する内容となっていました。
1:Windows Phone でデータの視覚化をやってみよう
ちょうど一年ぶりとなるインフラジスティックス株式会社の池原さん(@Neri78)さんによる、どうしても小さい画面となる WindowsPhone7 をはじめとするスマートフォン。そこで重要となるのが、数値をそのまま表示するのではなくチャートやグラフを利用してビジュアライズして表示を行う事です。
今回のサンプルとして用意されたデータが、一部界隈にとって非常にわかりやすいデータであったのもあり、実際にゲージやツリーマップなどで表現された際に与えるインパクトやわかりやすさというのをしっかりと体感できたと思います。反面、サンプルデータのトップ2があまりにも群を抜いたスペックを誇っていたため、グラフィカルに値の変化を表示するはずが全く見た目にわからないという結果にw
個人的にはこの話題、スマートフォンなどに限った話題ではなく、一般的なアプリケーションにおいても非常に重要だと感じています。旧来からの帳票では掴みにくかった値の意味合いを、視覚化することにより全体像を捉えやすくなります。統計資料などでも、今後求められる場面が増えてくると思いますので、色々と使い出を考えながら取り入れていきたいと感じました。
2:ゼロからはじめるWindows Phone、Kinect連携
素敵なおひげさんによる Kinect + WindowsPhone7 によるプッシュ通知についてのセッション(スライド)。細かい説明に入る前に、実際に Kinect を利用して WindowsPhone7 の電話機能を利用するというデモを行いました。これは設置場所の問題などから残念なことに発信まではいけませんでしたが、実際に WindowsPhone7 に番号を通知するところはしっかりと成功していました。
このデモを行ったうえで説明に入ったこともあり、非常に全体を通して丁寧なわかりやすいセッションであったと思います。プッシュ通知とはどのようなものか、仕組み上どうしても MS の通知サーバーが必要になる、通知の手段もトースト、タイルなどがある、等々順を追った説明で大変わかりやすかったです。
アプリケーション連携についてや、今回のバージョンアップから可能になった Socket 通信など、これから色々と使い道が出てきそうな内容だったと思います。こうなるとやはり、別キャリアからも WindowsPhone7 端末が登場してくれることを願いますね。個人的にはキーボード付きであればなおさら・・・w
Ex:おやつタイム
今回は駄菓子に始まりシュークリームや非常に固いかりんとうも!ウマー!
3:XNA を使って Windows Phone 7 でゲームを作るまで
日本全国にファンを持つ @mentaro 社長による XNA を用いたゲーム開発のセッションでした。WindowsPhone7 では XNA による開発もサポートされていることもあり、ゲーム等シビアな面を求められる開発も行えるようになりました。
まずはこれまでの開発実績として数点のゲームについて紹介され、実際にソースから起動してみるなど確実にふつうお目にかかることのできない貴重な話だったと思います。社長もこのあたりは多くのことを話したいようで、気が付けば時間がピンチにw
XNA というと難しいイメージを持ちがちですが、そのイメージとは裏腹にそれほど多くの実相を必要とせずに色々なことができるのを、色々なデモとともに説明されていました。ちょっとした記述だけで某SF映画チックな画像表示を行えたり、見せ方を工夫することができたりしていました。またセッションにて C# が今後色々なところで活躍する機会が多くなるとも。PlayStationとかですね。
個人的に、3日でゲーム移植とか、何下にさらっとすごいことを言っている社長は流石だと思いました。今回のセッション資料も当日までかけているなど、色々なところで感心することしきりです。
スピーカーの皆さん、参加していただいた皆さん、Ustで視聴していただいた皆さん、ありがとうございました!
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