2017年1月27日金曜日

Logic Apps Live - Jan 26 2017

一日間違えていた・・・。LogicApps チームによる WebCast が今月も放送されたので、内容をまとめておきます。今回は結構情報が多いなぁ。

今年になって初の LogicApps Live。

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LogicApps チームのおなじみの三人。前回の放送は、音声の質がなんか悪くてごめんね的な話をして、今回からはあたらいいマイクを入手したからバッチリだぜ! だそうですw

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まずは新機能の紹介。この Blog でも適宜とりあげたり、Twitter 上で色々つぶやいていますが、知らない機能も何気に混ざっているのがすごいところです。

  • コネクタ検索の改善
  • JSON Parse アクションの追加
  • Switch コネクタ
  • Visual Studio でのパラメータ対応
  • Azure Alert より LogciApps 呼出対応

コネクタ検索は、前回のアップデートアナウンスの際にも書かれていた、サービス検索が追加されたものです。JSON Parse は、Compose コネクタの新機能として、JSON 値とスキーマ定義を設定すると LogicFlow 上で扱えるようになる、というもので、JSON 関数を実行するのとその結果とスキーマを LogicFlow 上で適用するようなもののようです。今までだと JSON 関数で返還したものは、スキーマとマッピングできなかったため手入力で要素名を入力しないと値が利用できなかったのですが、これでかなり楽に指定できるようになります。

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※いま探しているのですが、USA-WEST とかのアメリカ系リージョンでも見つからない・・・

Switch 式はここ最近のアップデートの中でも、非常にうれしいコネクタ追加でした。VS での対応については正直ノーマークでした。そして Azure Alert の対応ですが、これ存在を知ったのは昨日のことで、Twitter 上で公式アカウントが他の人にリプを飛ばしていたのをたまたま見つけたので知ることができたものです。

今までだと Webhook として Alert 発生時に LogicFlow を呼び出すことはできていましたが、今後は呼び出す LogicFlow をそのまま選択できるようになったとのことです。

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新規コネクタと、新規アクションの追加。今まではコネクタ追加については取り扱っていましたけど、アクションの追加は扱われていなかったので見落としがちですが、既存コネクタへの機能追加も随時行っていました。File コネクタへのトリガ追加とか、Outlook コネクタでの「メールの移動」「メールへフラグを設定」、トリガとして「メールへフラグが設定されたとき」を追加などなど、使っている人でないとわからない情報です。

Twitter コネクタでタイムスタンプが編集されてわたってくるようになったというのは、結構ありがたいですね。今まで Twitter コネクタが取得していたタイムスタンプは Twitter 形式のもので、そのままだと気合入れて変換しないと利用することが難しいものでした。

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LogicApps Live で個人的に一番楽しみにしているのが、現在作業中な情報です。

LogicFlow 内部での変数対応とか、実行履歴で IF コネクタなどでは「どういう値がきて、どういう処理をしたから True な方を実行した」というのが、正直追いかけにくかったのですが、そのあたりをもう少し情報を見やすくするというのもうれしいところです。

ポータルの管理ブレードの内容も更新中、配列や CSV データの取り扱いをするコネクタも作成中、サービスバスの名前空間取得する機能も開発中、EIP で提供する EDIFACT を利用したあたりの情報を OMS へ連携、そしてカナダリージョンが追加されたとのことです。

コネクタ開発情報としては、Oracle まわりに手を出し始めたのと、SQL Server/Database への機能追加、Azure Data Lake や Azure Automation などなど、データ回りが今のメインな開発内容のようです。

Azure Storage の Blob トリガとか LUIS コネクタなど、ほしがっている人が多いところも対応中なのがうれしいですね。

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最後に、今後のイベントの予定を告知して今回の LogicApps Live は終わりです。

Ignite など海外イベントなのは当然ですが、いつか日本のイベントにも来てもらいたいなぁ・・・

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