LogicApps ではスケジュール実行の Reccurence トリガなど、定期的に実行するタイプのトリガには重複起動を抑止する設定が用意されています。前の LogicFlow が起動中に、後続処理が起動するのを防止するための設定です。
今時点では、CodeView 上で記載する必要があるので、Flow では利用できません。
挙動を確認するための、上記のようなただ待つだけの LogicFlow を作成してみます。実行されたら 5 分まつだけのものです。
CodeView を開き、シングルインスタンス設定を記載します。
これを実行すると以下のように履歴が記録されており、重複起動となった場合はトリガーがスキップされているのがわかります。
この設定を利用することで、1度の実行に時間がかかる LogicFlow においても、処理がバッティングしないように調整することが可能です。
なお、Reccurence トリガーをはじめとした定期実行系にのみ指定が可能で、ほかの種類(HTTP Request)などのトリガーで指定するとエラーとなり、LogicFlow を保存できませんので注意してください。
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