Release Update 2017-03-03 でアナウンスされていた、LogicApps のバージョン管理機能がリリースされていました。
バージョン管理と言っても、Git や VSTS でのそれとは異なり、過去に実行した情報を保持し、そのバージョンにいつでも戻せるようにする機能になります。
バージョン管理が利用できるようになっている場合、下記のように Versions という項目が表示されるようになります。
クリックするとこのような形で、これまでのバージョン変更(LogicFlow の変更履歴)が一覧表示されます。このそれぞれをクリックすると、その時点での LogicFlow が参照できます。
履歴ですので、ここを編集することはできないので ReadOnly となっているのが見えると思います。また、ここから最新バージョンへ戻す時には Promote ボタンをクリックします。
このようにデザイナー画面へと遷移しますが、この時点では旧バージョンへ復旧されているわけではありません。ここで保存することで初めて入れ替わりが行われますので、Promote したからといっても注意が必要です。
この機能を利用することで、何かしらの問題が発生した際に一つ前のバージョンに戻すことが可能です。バージョンアップ作業後に問題が発覚した場合など、即座に戻す必要がある場合も、別途バージョン管理システムを利用することなく対応が可能になります。
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