2016年4月25日月曜日

LogicApps に SendGrid コネクタが増えていたので試してみた

恐らく 2016/04/24 か 04/25 のあたりで SendGrid コネクタが突然追加されていたので、実際に利用してみました。非常に簡単に SendGrid を用いたメール送信ができるので素晴らしいです。

sendgridcon

追加されているコネクタの機能は、上記 2 種類となっています。今回は Send email な機能を利用してメール送信を行います。

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コネクタを選択すると、まず接続設定を求められます。 Connection Name はこの LogicApps ワークフロー上で利用する際の接続名で、適当に名付けして OK です。

もう一つは SendGrid を利用するための API Key ですが、これは SendGrid のアカウントで SendGrid の管理コンソール上で発行する必要があります。

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アカウントを保有していない場合は、新規作成の開発者向けサービスに SendGrid がありますので、こちらから作成します。

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作成したアカウントを開くと、上のようなブレードが表示されますので、Manage と書かれている一番左のアイコンをクリックします。

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SendGrid のコンソールがブラウザ上に表示されます。

※最初の Hi、Reseller! なところって、登録した際のメールアドレスに何かメールを送るのですが、Azure Portal からの場合、謎メールアドレスなので右上の「X」をクリックして閉じてしまうのですが、これでいいのかな・・・?

左側のメニュー一覧に Settings があるので、そこをクリックすると API Keys の項目が表示されますので、さらにクリック。

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現在保有している API Key の一覧が表示されますが、注意する必要があるのはここでは実際の Key を確認することはできません。セキュリティの問題から、SendGrid の API Key は発行時にのみその値が取得でき、以後は再取得できません。

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右上の Create API Key をクリックすると、必要とする権限についての設定を求められます。

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今回はメール送信だけ行うので、Mail Send に対して Access 可能に選択します。
(Mail Send の Full Access を選択する)

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権限を設定した後に右上部の Save をクリックすると、このように API Key が作成されます。
図の中で黒塗りしている部分に文字列が表示されていますが、ここをクリックするとクリップボードにコピーされます。これで SendGrid 側の準備は終了です。

その後、LogicApps 側で API Key を入力、接続を作成するとコネクタの表示が切り替わります。

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実際に設定可能な項目はほかにもあり、コネクタ下部の[...]をクリックすると表示されます。添付ファイルを付けたりとか、送信者名を記載するとか色々設定可能ですので、ここは実際に見てみるのがよいと思います。

ここまでの設定を行うことで、LogicApps から SendGrid を利用してメール送信が行えます。

ロジックを一つも書かなくとも、メール送信を好きに行えるようになるのは、非常に大きなメリットではないでしょうか。例えばこれで、OneDrive にファイルがアップロードされたらメールで通知する、なんていうものが簡単に作成できるようになります。

LogicApps のトリガが増えることにより、さらに使い道もますのでますます楽しくなってきました。

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