LogicApps Live で公表されたアップデート内容ですが、さっそくリリースされてきたものがありますので、今回リリース内容をまとめておきます。
今回のアップデート内容は以下の通りです。
- Can specify the “RunAfter” status in the designer (under the action menu)
- Release notes show in the logic app blade
- Set Variable action added to designer/run history view
- Run API supports time-range filters for runs
- Use the new paginate API in run-history view for better performance
- Run history styling improvements
まずは個人的にも待ちかねていた RunAfter 設定をデザイナー上で設定できる機能です。
トリガ直下以外のアクションで、右端のメニューに Configure run after が追加されています。これをクリックすると、runAfter の設定をするようにアクションの表示が切り替わります。
succesful(成功)、failed(失敗)、skipped(スキップ)、timed out(タイムアウト)の条件が用意されており、直前のアクションの実行結果によって処理を分岐する指定が、デザイナー上だけで行えることになります。今までは CodeView 上で指定していたものですが、これでよりエラーに強い LogicFlow が作りやすくなりました。
次はリリースノートの表示が、ブレード上から行えるようになりました
開発ツールの一番最後に追加されています。
表示された直後はこのように、非常に見えにくいものです。
マウスカーソルを乗せると、色が白背景になり読めるようになりますが、何故このような表示を・・・w
表示されている内容としては、Update 告知用の MSDN Blog の内容そのものとなっていますので、これで Blog をチェックしなくともここで確認できるようになりました。
次は変数のアクションに新機能の追加です。
これまでは、変数の初期化アクションは変数ごとに一度しか実施できないため、値を再設定することができませんでした。
今回追加された、変数の設定アクションで値の再設定が可能となっています。
Run API supports time-range filters for runs は、API 側の機能追加で開始時刻などを API 側でサポートしたという件、Use the new paginate API in run-history view for better performance は、ポータル上での履歴表示パフォーマンス改善のため、API を改善したという件、Run history styling improvements は履歴の表示を改善した、というものになります。
そして不具合修正としても、以下の物があがっています。
- Fixed the authentication error on invoking a logic app when passing in Authorization headers
- Improved run history view when array was evaluated with no items (empty)
- Recurrence interval errors now show in the input box
- Recurrence interval visible in run history view
- Fixed behavior when adding an array to a Select card (no implicit foreach added)
認証エラー回りで回収が行われているのが気になります(最近そのあたりでうまくいけてないことがあったので)。ちょっと DataLake まわりをもう一度確認してみるかな・・・。
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