長い時間動作する Workflow には永続化する仕組みが最初から用意されています。またカスタマイズも行えるようになっていますので、ローカルファイルへ~とか行うのも可能です。.NET Framework 4 でも標準で SQL Server にて永続化を行うための仕組みが提供されているので、下準備の方法を書いておきます。
- 永続化用のデータベースを作成する
- スキーマ定義 SQL を実行する
- ロジック定義 SQL を実行する
データベースを作成して提供されている SQL を実行するだけの簡単なお仕事です。
実行するSQLは次のフォルダにあります。
[ Windowsフォルダ ] \ Microsoft.NET \ [ Framework または Framework64 ] \ [ バージョン番号 ] \ SQL \ ja
- スキーマ定義用:SqlWorkflowInstanceStoreSchema.sql
- ロジック定義用:SqlWorkflowInstanceStoreLogic.sql
MSDN では機械翻訳のままのせいなのか SQL \ en フォルダの~と書かれていますが ja フォルダのものを利用して大丈夫です。実行すると 8 個のテーブル、3 個のビュー、19 個のプロシージャ、他にも色々作成されます。
これだけで SQL Server を利用した永続化の下準備は完了です。なお、先日の Platform Update 1 より永続化対象に SQL Azure も加わりました。環境が用意できればここも試してみたいと思います。
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