XAML にて定義してあるアンドゥボタンなどのオブジェクトに対して、Command プロパティにてデザイナが提供している動作を結びつけます。そしてロジック側では以下のようにコマンドの対象となるオブジェクトを設定します。
1: Dim view = designer.Context.Services.GetService(Of DesignerView)()2:3: btnUndo.CommandTarget = view4: btnRedo.CommandTarget = view
これだけでワークフローデザイナとボタンの動作設定が行えます。
実際に利用できるコマンド一覧を MSDN より以下に転記します。
CollapseCommand | 現在の要素のユーザー インターフェイスを折りたたむために使用されるコマンドです。 |
CommitCommand | BindingExpression のソース値を更新するために使用されるコマンドです。 |
CopyAsImageCommand | 現在のワークフロー デザイン画面をスクリーンショットとしてコピーし、それをクリップボードに配置するために使用される RoutedCommand です。 |
CopyCommand | コピーするために使用されるコマンドです。 |
CreateArgumentCommand | 新しい引数を作成するために使用されるコマンドです。 |
CreateVariableCommand | 現在選択されているアクティビティの新しい変数を作成するために使用されるコマンドです。 |
CreateWorkflowElementCommand | ワークフロー項目をツールボックスからデザイナー画面にドラッグしたときに現在のWindows ワークフロー デザイナー画面に新しい WorkflowViewElement を作成するために使用されるコマンドです。 |
CustomMenuItemsSeparatorCommand | カスタム メニュー項目の区分線の GUID を含む文字列定数です。 |
CutCommand | 切り取るために使用されるコマンドです。 |
CycleThroughDesignerCommand | 現在のWindows ワークフロー デザイナー画面のさまざまな UI 要素を順番に移動するために使用されるコマンドです。 |
DeleteBreakpointCommand | 現在のアクティビティに設定されたブレークポイントを削除するために使用されるコマンドです。 |
DisableBreakpointCommand | 現在のアクティビティに設定されたブレークポイントを無効化するために使用されるコマンドです。 |
EnableBreakpointCommand | 現在のアクティビティでブレークポイントを有効化するために使用されるコマンドです。 |
ExpandAllCommand | 現在の要素のリストを展開するために使用されるコマンドです。 |
ExpandCommand | 複合アクティビティの選択された子に移動し、その子アクティビティを展開してWindows ワークフロー デザイナー画面全体に表示されるようにするために使用されるコマンドです。[全画面表示] コンテキスト メニュー コマンドによってこのアクションが開始されます。 |
ExpandInPlaceCommand | 現在の要素のリストを現在の表示内で展開するために使用されるコマンドです。 |
FitToScreenCommand | 現在の要素を画面に合わせるために使用されるコマンドです。 |
GoToParentCommand | 選択された子アクティビティの親アクティビティに移動し、その親アクティビティを展開してWindows ワークフロー デザイナー画面全体に表示されるようにするために使用されるコマンドです。[上位を表示] コンテキスト メニュー コマンドによってこのアクションが開始されます。 |
InsertBreakpointCommand | 現在のアクティビティにブレークポイントを設定するために使用されるコマンドです。 |
MoveFocusCommand | フォーカスを移動するために使用されるコマンドです。 |
PasteCommand | 貼り付けるために使用されるコマンドです。 |
RedoCommand | 操作をやり直すために使用されるコマンドです。 |
ResetZoomCommand | ズームをリセットするために使用されるコマンドです。 |
SaveAsImageCommand | 現在のワークフロー デザイン画面をイメージとして保存するために使用されるコマンドです。 |
SelectAllCommand | ビュー内のすべてのオブジェクトを選択するために使用されるコマンドです。 |
ToggleArgumentDesignerCommand | 引数デザイナーの表示と非表示を切り替えるために使用されるコマンドです。Windows ワークフロー デザイナー 画面で [引数] ボタンをクリックすると、このアクションが開始されます。 |
ToggleImportsDesignerCommand | インポート デザイナーを切り替えるために使用されるコマンドです。 |
ToggleMiniMapCommand | Windows ワークフロー デザイナー画面で MiniMap コントロールの表示と非表示を切り替えるために使用されるコマンドです。 |
ToggleSelectionCommand | 選択を切り替えるために使用されるコマンドです。 |
ToggleVariableDesignerCommand | 変数デザイナーの表示と非表示を切り替えるために使用されるコマンドです。Windows ワークフロー デザイナー 画面で [変数] ボタンをクリックすると、このアクションが開始されます。 |
UndoCommand | バッファー内の最後の操作を元に戻すために使用されるコマンドです。 |
ZoomInCommand | 現在のWindows ワークフロー デザイナー画面でズームインを行うために使用されるコマンドです。 |
ZoomOutCommand | 現在の画面でズームアウトを行うために使用されるコマンドです。 |
一覧にするとかなりの数がコマンドとして提供されているのがわかると思います。アプリケーションの基本動作はこれらコマンドを利用する事で実装は殆ど必要のないレベルで提供できるのは大きな利点です。
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